惨状と説教

誰か山から降りてきてほたえてから山に帰っていく記事。ブログ

SF

セカイ系よ、30年後のディストピアで凱歌をあげろ。『ブレードランナー2049』の感想について(後編)

はじめに ハリソンが溺れる話をしていたら長くなりすぎた。ここから後編。 セカイ系のひとつの勝利としての『ブレードランナー2049』について なんか怒られそうなことから書き始めるんだけど、俺は『ブレードランナー2049』ってセカイ系作品の一種だと思う。…

なくさなければ何も残らない。『ブレードランナー2049』の感想について(前篇)

はじめに 100点満点で1,200点あげます。それぐらいよかった。すごかった。 以下、ネタバレ全開で感想を書きます。すでに観た方の意見のすり合わせにつかっていただければ幸いです。 もしまだご覧になってない方がいたら、先に劇場で観てきては、と勧めます。…

予告編に偽りなし(良くも悪くも)。映画『ドクター・ストレンジ』の感想について

■目次 はじめに あらすじ 感想~映像がすげーというそれ以上でもそれ以下でもない話~ その他雑多な感想~モルドdisとヒロインを褒めたりとか~ おわりに はじめに ビルや地面という本来動かないはずのものが、複雑に交差してうねり倒れかかる。鮮やかな炎が…

死線に挑む、『LIMBO THE KING』の感想について

はじめに~俺が思う田中相について~ 田中相さんは「越境」を描く漫画家さんだと思っている。勝手に。 自分と他人。 人間と動物。 人と神。 自分の知らないどこか、自分とは違う何者かに向かって一歩踏み出すことを描く作家さんだと思う。 新作、『LIMBO THE…