惨状と説教

誰か山から降りてきてほたえてから山に帰っていく記事。ブログ

友人同士のお笑いコンビについて

 友人同士で結成されたお笑いコンビが好きで、コンビ仲など良いと大変ほほえましい。ダウンタウンとか。さまぁ~ずとか。

 

 実際のところはそうずっと仲良くもしていられないと思うのである(さまぁ~ずは本当に仲よさそうだけど)。

 ファンの人に具体的な仲良しエピソードを挙げられて、「だから二人はずっと友達の延長線上でお笑いやってるんですよ!」と力説されたらあ、そうっすか…と尻尾を巻くしかないんだけども、大人になってそれぞれ付き合いも複雑になってどんどん新しい遊びを覚えて、新しい恋人も家族もできて…ってそりゃ自分と隣に立ってる男だけ前と同じあり方のまんま、友達のまんまとはいかんだろう、と思う。

 ただ、友達由来のコンビがきっと強い特定の瞬間というのがあるだろうなあとも勝手に想像していて、そこはやっぱり相手との関係の起点が好きという感情から始まっているということ、こういうのがいざというとき強いんじゃないかと思う。

 例えばお互い忙しい時期が続いて殺伐とするとき、もしくは舞台の上でとっさの機転が要求されるとき、相手との関係性の根幹が損得勘定や理屈ではなく友情である(友情であった)というのはある意味お互いの弱みと命綱を握りあっているようなもので、こういうのが強いんじゃないかしらん。危機でかえってヒビが入ってしまうこともあろうが、そうじゃないかしらん、とダウンタウンが二人でへらへらしながら浜田が松本をどついているのを見ながら思うのであった。