惨状と説教

誰か山から降りてきてほたえてから山に帰っていく記事。ブログ

打ち合わせに出ている人ってのは、自分らが何の話してるか意外とわかってないんじゃないか? について

 先日の午後、グループミーティングがあったとき

 昼飯が遅かったのと、そのとき食った汁物を意地汚く全部飲み干したために意識あいまいになっていた。

 ミーティングの内容はある業務に関して議論する、すでに何回か開かれたもので、まあ俺が先導して回していく感じの打ち合わせでもないし(なかったのだ)、と放心していたら、○○はどう思う? と話を振られた。

 流れをまったく追っていなかったので非常に焦った。昼に食った汁物が肌からしみだしてきたような嫌な汗が瞬時に出てきた。

 とっさに口をついて出てきたのは、これまでの論点の整理と、それをふまえた、こう整理してあげないと上層にはわかりませんからね、という内容の発言だった。

 別に何か狙いがあってこう言ったわけではなく、それしか言いようがなかったからだ。俺は今日の打ち合わせでは完璧に心ここにあらずだったので、前回までの流れしか頭にないから、それしか話しようがない。

 

 結果として、これが思いのほかハマった。

 なるほど、そうだよな、とうなずく管理職。○○さんの言うとおり、と俺の発言をふまえて議論を進める同僚(真面目)。

 俺…俺は、助かったと思いつつ、自分を棚にあげてなんだけど、「え、だって俺ら、それをこの前まで話してたんじゃないの?」という感じだ。

 なんでこれまでの流れを整理しただけの発言が、そういう展開になっていくのだ? これはいったい、どういうことなんだろう。

 

1. 俺も含めて俺のグループはそろいもそろってポンコツである

 普通にありそうな事態だ。悲しいので、今回は他の可能性を考えてみたい

2. いわゆる進次郎構文的に、人間は、特にリアルタイムで聞いているその場では、既出の内容を言い換えただけの繰り返しを見抜くことができない

 これもまあありそうな話だけど、実は少し違うんじゃないか、と俺は思う。

3. 打ち合わせに出ている人ってのは、自分らが何の話してるか意外とわかってないのではないか

 で、これである

 1の変形とも言えるが、もう少し普遍的というか、俺たちは議論過程で、そもそもスタート地点やこれまでに共有された要点について、かなり忘れていきがちなんじゃないだろうか?

 特に議論の各回の間に時間がはさまっていたり、枝葉末節のつもりで触った問題についてうっかり白熱してしまったときなど。

 だから、「この議論って前回まではこんなことでしたよね」、と偶然口にした俺の苦し紛れが、結果としてそれなりの意味を持ってしまう。

 

 俺にはこれが悲しむべき人間エラーなのか、議論効率的にするためのポジティブなハックなのかわからないが、議論自分のターンでは、そういう整理をしつこいぐらい意識してもいいのかもしれないな。諸氏には半笑いで聞き流す内容かもしれないが、まあそんなことを思ったので、以上、よろしくお願いいたします。