anond.hatelabo.jp コメント欄にあった、「はだしのゲン強さ議論」で笑ってしまった。ランキングにすること自体を半分茶化しつつ、半分は根拠をもとにマジで議論する、ぐらいのバランスがちょうどいい気がする。
jp.reuters.com 『弥勒』を読んでいたときに、「現地の様子が全くわからないっていう当時の設定は、今は厳しいだろうな」と思っていて、1990年代と現在では通信インフラの状況が全然違うし、最近はSNSのような発信ツールがあるし…ということだったのだが、似たようなことが普通に起きた（原因は別だけど）。
結局、情報というのは発信者とチャンネルが両方生きていないと送ることができず、今回はチャンネル（海底ケーブル）の方がダウンしてしまったようだ。
何か、支援はしてあげたいものだけど…。
www.nittento.or.jp 声をかける、こちらの袖をつかんでもらって先導する、方向は時計の文字盤基準で伝える、ということ。
先日、職場からの帰り道、駅の構内に入るためのエスカレーター付近に白杖の人がいて、声をかけたことがあった。
「えーと、どうしたらいいんだろう」と手助けの方法を一瞬考えたときの、少し困った感覚は今でも残っている。こういう風に接触してもらえばやりやすいです、というインフォメーションが載っていて、これなら俺もできる範囲で協力できそうだ。
結局は人と人の付き合いなのだから、思いやりがあればいいのだと思うが、マニュアルになった第一歩が必要なのは、たぶん俺がものぐさなのだろう。
anond.hatelabo.jp 電話で見ず知らずの相手に居丈高に接した上に逆上する人間が200人に1人くらいの割合でいて、「よく、それで今まで生きてこられたなあ」と思うことがある。
これは、「けっこういい歳なのに、そういう生き方でも許容されるんだな」という意味なのだが、正直に言えば、「死ねばいいのに」のちょっとした萌しくらいはある。
また、「よく、それで今まで生きてこられたなあ」と「なんでこいつ生きているんだろう？」は字面としてもどことなく近い。
なんか言葉の磁力のようなものが、より強い意味への変化を望んでいる性質があるような気がして、けっこう油断ならないな、と思っている。あまり他人に対して、「死ねばいいのに」と思いたくない。
※ 次は、最近の傷害事件に言及します。
女子学生も刺されているから呉座先生大喜びだろうな。ああいうこという奴は必ず、女性が重傷を負ったり将来を失ったりすると大喜びするから。
— tamanoir (@jenaiassez) 2022年1月15日
当該の出来事そのものの経緯はおいて、不思議だな、と思ったことがあるので記録する（誰に対する批判でも擁護でもないので、念のため）。
例えば、
①「以前◯◯が、特定の属性を揶揄するようなことを言った」
②「その属性が何かしらの攻撃を受けた」
③「◯◯はきっと喜ぶだろう」
今回の事例にもある、こうした論法が問題なのは明らかで、◯◯の架空の言動を勝手に先回りして攻撃しているからだ。実際、この論法を使った当事者は批判されることになった。
問題はここからだ。
③が「◯◯は一体何を感じるだろう」という言い方に置き換えられた場合（③'とする）、どうなるだろうか。
はたして、①②③'のバージョンは①②③と同じ批判を招くだろうか。
③'は言うまでもなく、「◯◯は一体何を感じるだろう（＝以前、①のようなことを言った人物だから、きっと喜んでいるだろう）」という意味なのだ。①②③と①②③’の違いは、言明しているかどうかの違いに過ぎない。
しかし、表面的には勝手に発言を捏造しているわけでもないので、やや批判を受けにくいような気がする。俺は、これが不思議だなあ、と思うのだ。
もう少し付け加えて、③’をさらに改変してみるとどうなるか。
「◯◯がこういうことを言うような世の中では、②のようなことが起きても不思議ではない」ではどうだろう（これを④とする）。
◯◯氏側としては、④はより手を出しにくくなるように思う。
「以前の発言は、そういうつもりで言ったわけではない」という反論は可能だ。
ただ、④のイヤらしいところは◯◯氏の発言と事件との関係性をボカシているところで、◯◯氏が言ったことが原因で問題が起きたとは言っていないし、◯◯氏にそのつもりはなくても、事件の犯人の受け止め方は違ったかも、という解明不可能なブラックボックスに逃げることもできる。
何を言いたいかというと、①②④は俺も使っている、ということだ。
「××のような不正がまかりとおる世の中では、△△のようなことも起きるだろう。」
これは、かなり使う。
もちろん、不正をした××はいけないのだが、××側としては△△の責任まで「ふわっと」負わされたんじゃ、たまったもんじゃねえよ、というのはあるかもしれない…というようなことを思った。
以上。今回は社会派？ ですか？
