はじめに
主旨はこちら。
以下、捨てたもの
酒池肉林区 卑猥町
元ネタは『ナニワ金融道』。
町中の看板も小切手の名義も、この漫画ではすべてがこういうカラーで占められている。作中の人たちも何も言わないので、「もしかすると、こちらと向こうでは言葉の意味が違うのだろうか?」などと考え始めると、とても不思議な気持ちになる。
猿のリハーサル
ものすごいピリピリムード、と続く。
元ネタはさまぁ~ずがやっていたラジオ番組『さまぁ~ずの逆にアレだろ』のコーナー、「悲しいダジャレ+1」より。
阿葉山 もち
元ネタは『無限の住人』。
阿葉山は作中に登場する老剣客。最終盤の戦いで敗れ、死亡したかと思われていた。その後、後日談にて、呆けて「もち」と言いながら、親族の世話になっている姿が描かれている。
それまで、阿葉山の戦闘シーンはあまり描かれてこなかったが、この漫画における準最強候補の一人である偽一と互角に戦ったため、間違いなく強キャラであった。
ところで、俺は30半ばであり、もう老いを語れるような、まだ語れないような微妙な感じだが、何か明確な夢や大志がある限り、年数に関係なくある程度は遠ざけることができ、それらを失った瞬間に深く染み入ってくるものをそう呼ぶのかな、ということを思う。
ちなみに、上で「準最強」という表現をしたが、『無限の住人』における最強は議論の余地なく決まっている。そういう漫画である。
麺がもちもちになる!
元ネタは『寿エンパイア』に登場する寿司職人である児島さんのセリフ。
児島さんはオールバックに眼鏡の強面で非常に口が悪く、勝負した相手の寿司をボロカスにこき下ろすことをルーティンとしているが、「どうすれば改良されるか」を忘れずに言い添える上、それが毎回的を射ているため、読者から変な人気が出た人である。
欲望に正直じいさん
元ネタは『御緩漫玉日記』。
俺は脳から物を捨てるときに一度口に出していることが多く、そのときは発する言葉が社会的にどうとかのフィルターが基本的に機能していないため、職場でけっこう危険である。
ほら貝
ほら貝というと楽器として加工済みの、道具としての姿が思い浮かぶ。しかし、ほら貝はまだ生きているうちからほら貝という名前である。「ホラにするための貝」ということである。
ということは、死んでからそれに加工する予定の道具の名前をあらかじめ付けられているということであり、なんというか、うまく言えないが、すさまじいことだと思う。
タタミイワシ
食ったことがない。食わずに死ぬ可能性がそこそこあり、どうもそういう、「あれ、このまま一生食わんかもな」という食品が見えてきたような気がする。
以上。