惨状と説教

誰か山から降りてきてほたえてから山に帰っていく記事。ブログ

9月19日。電子のお化けと紙のお化けについて

 紙の書籍か電子書籍かという議論があるようで実際はもうひと昔前の話題なのかもしれないが、「紙の温かみ(笑)」とかってバカにされているようで意外とこれがバカにならず、部屋が紙の漫画と本で埋もれているのはやはり紙信仰みたいなものがあると思う。

 

 では紙が常に最強かというとそうでもないのは、今日お化けの本を電子書籍で買い、なぜ電子版だったかというと作家の方が個人で出しているもので電子版しかなかったからなのだが、これがおそらく、電子版だからこそとても怖く、とてもいやな感じでとてもいい。

 

 この怖さはおそらく、出版されて本屋に並ぶという正規の(?)ルートをたどっていないことによるもので、地下モノ感というか、ガシガシと妙に荒削りで生っぽいのがいいのだと思う。

 ただここまで書いて思ったのは、ここで重要なのは一般的な出版という形態を通さないことで醸成される雰囲気みたいなものがあるというその一点であって、それは別に紙/電子という対立ではなくメジャー/インディーズというか、仮に紙であっても、例えば路上でこれ拾ったらもっと死ぬほど気持ちわりいだろうな、という、あれ?電子関係ねえじゃん、やっぱ紙が最強だな、という感じだが、ジャンルによっては売り出し方がショボい方がパンチ効いてていい、と思う機会だったので、ここで書いておく。

 

 以上、よろしくお願いいたします。