今日、脳から捨てたものについて ⑭

はじめに

 主旨はこちら。

sanjou.hatenablog.jp

以下、捨てたもの

 

あぱぱの肉揉み

 元ネタは町田康の短編『権現の踊り子』。

 物語というのは、作者が考えていることや感情を伝えるツールになる。しかし、場合によっては、感情を食って別のものに変身してしまうことがあるというか、「最初は、そーいうつもりで書いてたんじゃなかったんだよな~」ということが結構ありそうだ。

 怒りとか嘲笑とかは特に難しく、なるたけ毒を抜かないと商品にならない。そういうバランスが難しいんだろうと思う。

 『権現の踊り子』は、あんまり大っぴらにするものでもないタイプの感情が、割りと原液の名残を濃く残している気がして良い。

 

マッド感

 ガキの使い、「これってエコじゃね?灼熱の素手地獄!箸なき戦い!!」より。

 煮立ったような飯に向かって、指を箸やレンゲに見立てて食うという企画。熱さをものともしない狂気を表した言葉。

 

dengue dengue dengue

www.youtube.com

 仕事中はずっと民族音楽を流していたい。

 

エシュロン

ja.wikipedia.org

 「そんなものないです」「いや、あるし」

 …というのは陰謀論の構造なのだが、エシュロンはどうも本当にあるらしい。そして、もちろん、陰謀論者はみんな、「これだけは本当にある」と言っているのである。

 ちなみに俺は高野和明の『ジェノサイド』で知った。

 

だらだら食い

 実家の猫が飯を一度に食べきらず、食べてはどこかに行き、また来ては食べ、を繰り返す様子を叔母が表したもの。

 

よく似ておる

 元ネタはモンスターエンジンのコント「暇を持て余した神々の遊び」。

 発想がものすごく優れたコントだと思っていて、実際にヒットもした。それでも、あれ一本で天下が取れるわけではないところに、厳しさを(勝手に)感じている。

 

三界に家なし

 どこにも身を落ち着ける場所がない、という意味。子どもの頃は「ふーん」と思っていたが、齢を重ねて、うっすらほんのりと俺もそうなりつつある。

 

プロテイン 原料

 筋トレの後、「一体、何からできているのだろう…」と思いながら毎回飲んでいる。気になるが調べるほどでもない、絶妙のラインにある。

 

 以上。