2022年のブックマークについて ①

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 神奈川の海沿いに住んでいると深夜に時々暴走族が音をフかしているのが聴こえ、「ああ、俺のような人間にもこういう気持ちがあるんだな」と、殺意という感情について身をもって知ることができる。

 田中の言うことはもっともであって、よく言ってくれた、という感じだ。

 ただ、番組の見せ方をふまえると、ゆきぽよの発言が世間からこういう反応を招くことは承知していたのだろう、と思うと、少し複雑な感じもする。

 自分がそういうキャラクターとして造形され、今後扱われていくことを理解していたのかなあ、とか、俺たちはどういうスタンスでそれを消費していくのが正しいのだろうなあ、とか考える。

 

anond.hatelabo.jp 医者に行ってください。

 最近、自分というものをくくる「期間」について考えていて、三十年以上前の幼児の俺も、いまの俺も、もちろん同じ人間なのだが、ガワというか肉体や社会的な属性が同じだけであって、中に詰まっているものがずーっと同じでした、とは、どうも理解できない。

 例えば風呂の水を出しっぱなしにしているようなもので、浴槽の中には常に水が満杯なのだが、液体としては移り変わり続けているというか、どうもそういう方がイメージとしてしっくりくる。

 そういう意味では、精神よりも、肉体の方がよっぽど、一本芯の通った継続性のあるものだな、という気がする(もちろん、こちらも細胞は延々と新陳代謝しつづけているのだが)。心臓とかずっと同じように動き続けててすごいと思う。

 

news.yahoo.co.jp 格闘技、割と好きなので、「誰だよコイツはw」と言われると少しムッとする、という話(当該の選手を擁護するつもりはないので。念のため)。

 特に根拠はないが、「知らねーよ、こんなコンテンツ」といちいち言わないでは済まない人と、「こんなことも知らねーのかよw」もしくは「これを知ってるのは俺だけだろうなw」と鼻にかけて言う人は、同一人物だと思っている。

 

www3.nhk.or.jp どうせ答えはないのだが、しばらく考えている。

 生き延びて、(たぶん)法的に死刑に処されるのが正義だった? 動機が解明されなかった、じゃあ解明されたらなんだったんだ? 犯人のような人物こそ、犯行を未然に防ぐような精神的なケアが必要、でも誰がどうやって? どこに、誰にそんな余裕がある?

 どうすれば遺族の感情は救われた?  しかし、これはきっと人の心がないと批判されるだろうけど、第三者が議論に関わるときもっとも重視すべきは被害者の心情なのか? だって、それが一番大切なら、法律はそもそもいらないはずだろう。でも、家族の傷が軽んじられていいはずがないのだ。

 たぶん、この事件については口を開いた者全員が間違える。

 俺は間違えるのイヤだな。

 考えたくないから、勝手に考えるのを止めるのを待っている。

 

 有能だろうと行動力があろうと人情派だろうと、どういう文脈だろうが「火をつけてこい」と口にできる人が辞職して即座に戻ってきて再び長になれるのが、俺がいまの社会の嫌いな側面です。

 無能でも動きがトロくても、冷徹でも、「火をつけてこい」と言わない人をリーダーにしたいし、一緒に働きたい。

 俺はどっかおかしいのだろうけど、一つ言い返させてもらうなら、「火をつけてこい」という恐喝を交えて人を動かすのが有能ってことで、この時代はまだいいんですか、ってことではあります。

 

www.cnn.co.jp サムネイルは再現図。

 

 以上。まあ、たぶん怒っているのだろう。