2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

俺たちは何年クリエイティブに寿司を握れるか、について ③

今週のお題「寿司」 sanjou.hatenablog.jp 実業家の堀江氏が以前語っていたところによると、従来は寿司職人になるのに10年間の下積み期間が必要とされていたが、寿司を握る技量を身につけるのに、本来はそんなに長い時間はいらないのだ、と。 一方、まったく…

俺たちは何年クリエイティブに寿司を握れるか、について ②

今週のお題「寿司」 sanjou.hatenablog.jp こういうものを書いた。 で、じゃあ未来の労働において最大の価値をおかれるのは創造性である、という世界が到来して、寿司屋になんの関係がある、という話なんですが。 ここでもう一つ加えて意識しておきたいのは…

俺たちは何年クリエイティブに寿司を握れるか、について ①

今週のお題「寿司」 と言いながら、まあ寿司自体にはよくて数%、世の中の何か実態みたいなものには、0.1%ぐらいかすっていたらラッキー、みたいな話なんですが。 何年か前、実業家の堀江貴文氏いわく「寿司の修行に何年もかける必要はない」という主張があ…

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』の感想とか、90年代の雰囲気とかについて ①

はじめに いまさら『序』ですか。 そうなんです。 本当にいまさらだと思う。 理由を二つ挙げると、まず、もうすぐ新劇場版の完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』の劇場公開が終了するというのがあった(というか、多くの劇場ではすでに終わってい…

深更について

亡くなった祖母は「○○(俺のことだ)の前世は夜鷹だ」とよく言った。夜鷹というのは夜道で男の袖を引く江戸時代の娼婦のことで、俺が深夜に外を歩き回るのを好んだから、そう呼ばれたのだ。 特に目的があってそうするわけではなく、俺は0時~2時頃の街の雰囲…

会話について

職場に向かう途中の四つ辻にベビーカー、小さい男の子が乗っていて、お母さんらしき女性がその後ろに立ち止まってスマートフォンを見ている。道でも調べているのだろうか。 男の子が身をぐいぐい乗り出し、自分の前方に指を示して「う。う」と言う。「行け、…

日記について

海辺をランニングしていた。夕焼けがものすごい日で、西の空にのったりと広がった雲が夕陽をあますところなく受け止めていて、それが雲の隆起やうねりを複雑な色彩の反射によって照らし出していた。 その夕焼けを浜で見ていたら、若い女の子二人に夕陽を背景…

少し話はズレますが、キミたちも神学を学んだらいい。『 チ。―地球の運動について―』4巻の感想について

はじめに 破竹の勢いと言ってよいでしょう。超話題作、第4巻。 以下、ネタバレあります。 決闘代理人オクジーが偶然残した手がかりから、知と神の信奉者である修道士バデーニがついに地動説の証明らしきものに到達する。 次に待ち構えているのは内容をいかに…

子どもについて

仕事の帰り道で横断歩道をわたってるとき、向こうから3~4才ぐらいの子どもが走ってきた。ずいぶん小さいのがいるな、と思っていたらその向こうにお母さんがいたのだった。 横断歩道を駆けていこうとするその子にお母さんが「止まって止まって」と声をかけて…

地元について

今週のお題「住みたい場所」 ということで。 23時前、ほろよいというリキュールのハピクルサワーフレーバーがいきなり飲みたくなって、コンビニまで探しに行った。売っている店舗を把握してはいないので、見つかるまでハシゴする覚悟だった。 かつての「住み…